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Web制作者のためのSassの教科書

  • 2015年6月作成
  • 2021年8月16日更新
  • Web

何年経ってるんだと言われそうですが、Web制作者のためのSassの教科書をやっと一通り読みました。

Sassについては最近やっと浸透してきた印象があるけど、シンプルなソースコードのサンプルだとネストの便利さが全然伝わらず、「これだけのために学習コストを支払う気になれない」という反応が自分も含めてありました。
ただ触ってみると意外と面白いというのと、一般的なCSSよりも書き方に縛りのようなものが発生するので複数人で編集するのにもある程度向いていたりする。コメントによる補足は必須ですが、コンパイルで消せるのもまた都合がいい。

この書籍でいうと全く触ったことが無い人も3章さえ読んでおけば既に存在するScssファイルを編集できるようにはなると思う。極端な話ネストと「&」(アンパサンド)さえ分かればなんとか......。2章はPrepros派なら飛ばしても大丈夫。

以下は本のレビューというよりは自分用のメモに近いです。

Sassの@import

@import url("main.css");
@import "main.css";

この2つは(Preprosの場合だと?)コンパイル後の出力が異なるので注意。自分が期待している動作をするのは後者。

使いすぎ注意

ネストも使いすぎると他の人が編集しづらいソースになってしまうので程ほどに。ということに触れているのが5章。
同じ理由で条件分岐(if,else)、変数も使いすぎは良くないと思う。ただ@mixinは使いたいというのが自分の見解。
ぶっちゃけ制作で何よりも儲かるのは新規案件であって、運用はなるべく他人にお願いしていかないと身動きがとれなくなるのに、自分しか分からないものを増やしてしまうのは自殺行為なんです。

コンパイル時間が...

複数のCSSを1つにするのもSassで全部できるじゃん。なんでPHP使ってるの?とよく言われるが、コンパイル時間は残酷だ。ペライチのページばかりじゃないんだよ。
ファイルが増えてくると別の手段で結合させたほうが圧倒的に効率的だったりするので上手く組み合わせて活用していきたいと思っている今日この頃です。

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